日よけ対策(遮光)

季節によって温度の管理や日よけ対策をしますが、2022年現在夏場の温度上昇は凄まじく30℃が普通の感覚になってきました。
今回は僕が使っている遮光シートのご紹介です。

実は遮光シートではなく防火シートです。

僕が一般的な遮光ネットをやめた理由

  • 黒のシェードをハウスにべた掛けすると熱を吸収するから上部が凄く暑い
  • ビニールへのダメージが大きい
  • ハウスの中が暗くなる
  • 縫い方で強度が上がるが場合によって金額が上がる
  • 黒色をやめてシルバーにしたが高額

僕が実際に防火シートを使ってみた感想

耐久性

こちらの防火シートは災害時の土嚢袋(どのうぶくろ)としても使用されているらしく、耐久性が抜群にいいとのこと。
八年ほど使用していた物を一枚譲っていただきましたが、まだまだ使えるので使用させていただいております。(保管時の管理はしていなく、地面に投げっぱなしにされていた状態でした。)
約10年は使用できると確認済みです。

遮光性

見たままですが、白色の為ハウス内もそこまで暗くならずに明るさをある程度キープできるので光の必要な作物には適しているのではとおもいます。

ハウス内写真

ハウスのビニールにとっても◎

白色なので光を吸収しずらくハウスの上に直接かけてもビニールに熱が伝わりにくくなる為、ビニールの劣化のスピードも遅くなります。

令和4年現在、夏場の気温が30℃を平気でこえてきているのでビニールへのダメージも相当強くなってくることが想像できます。
なので資材についても知識を広げることで、
資材経費+張替の手間+それにかかるコストをトータルで抑えられるようになるのではないかと思います。

台風でも大丈夫でした

このシートは重さもある為台風で飛ばされるか心配でしたが、雨が降ってシートとビニールがくっつき、重さもあるため逆に飛ばされる心配がないと思います。
ただし両サイドをスプリングでちゃんと止めておかなければいけません。
一度パッカーだけで止めていたらめくれました…
僕の場合は4月頃~10月頃までかけっぱなしにするのでスプリングの取り外し等も手間ではありません。
(ビニールを劣化させない為という理由もあります)

水が通らないのは欠点でしたが…

僕が生産している「原木しいたけ」には水が必要なのですが、このシートを上にかけることによって雨が落ちにくく全ての場所で万能というわけでもありませんでした。

ですが、使い方によってそれも良い方向で用途を見つけられるものです。

・使用例(薪の保管場所に)
冬場の燃料用に雨よけの場所を用意するのにアーチパイプ+防火シート1枚で解決しました。

雨を避ける為にブルーシートも考えましたが、いくら厚手のものを使った所でせいぜい3年程の耐久力だと思いますので、防火シートを代用しました。

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