原木に水を含ませる為の試作 その後の後

水に浸けてから2日間冷暗所で管理しその後、約2周間程経過したものの写真です。

木の端の面
木を割った内側の断面

現状

  • 全部ではないですが、木の端や割った内側に白いしいたけ菌がでてきているのがわかります。
  • ただ、木の中心部(黒く水っぽい部分)、ここにはまだ「しいたけ菌」がまわっていません。
  • 木の端の写真ですが、緑色の点々(クロコブダケの菌)が確認できる

今後の管理

  • 中心部の水分を抜いていき、「しいたけ菌」を木の全体にまわしていく。
  • あまり水を上げすぎないように気をつける
  • クロコブダケも出てきているので、木を組んでいる高さを一段低くして風通しが良くなるようにする。

中心部の水分を抜いていき、「しいたけ菌」を木の全体にまわしていく

以前にもお話しましたが、しいたけ菌は水分がぬけながら自分たちの陣地を増やしていきます。
写真のように水分がありすぎるといつまでたっても中心部へ菌が伸びずに木の栄養を使いこなすことはできません。

あまり水を上げすぎないように気をつける

これは上の事と関係するのですが、木の内側と外側は外側の方が乾きやすいので、表面が乾いたからといって
水をあげすぎると結局木の内側の水分が抜けないということがおこります。
なので僕は頻繁に散水をするのではなく、浸水という手段をつかって
一度しっかり水分を含ませました。
木の内側を直視で確認できない為、定期的に木を割って確認していますが、
これも早めに植菌をして管理をしていればもっと簡単に菌を回すことは可能です。

クロコブダケも出てきているので、木を組んでいる高さを一段低くして風通しが良くなるようにする

基本的にあまり高く木を組まないのですがさらに1段低くしました。
でも空気が動かなければこれはもしかしたら意味がないかもしれません。

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